百年書房から。

デジタル化の波で、本も例にもれず危機的状況に陥っています。すべてデータで保管して必要に応じて読むなんて、便利ですがなんだか味気ないです。
これから本はどういう形で残っていくのだろうか?
そんな問いに対して、私たちが出したひとつの答え。それは、本はこれまで以上に個人的なものになっていくのではないか、ということでした。自分や自分の肉親、自分の身近な人が作った本を持つ。そして、持ち続ける。会ったこともない著者の大量生産の本ではなく、近しい人の作った身近な本は、きっとかけがえのない「もの」となるのではないでしょうか。

百年書房は、記憶を記録する装置です。デジタルではなくアナログの血の通った記録装置—あなたの分身としての「本」を作るのが私たちの仕事です。

ある日、物置の奥から見つかった古ぼけた一冊の本。
それは大昔に作られた親族の本だった…。
こんな未来が、作られた本の、その後の物語になります。
百年経っても愛される本になりますように…百年書房という社名はそんな思いでつけられました。