
百年書房で刊行した本の紹介です。


『板中院長の申し送り』
著◎新見能成(板橋中央総合病院前院長)
仕様◎四六判 222ページ
急逝した病院長の遺稿が、1周忌を前に書籍化されました。食道がんを診断されてから亡くなるまで、わずか1年。突然訪れた人生の幕引きとの折り合いの付け方。その間に考えたこと、後生に伝えておくこと。書籍前半は院長の遺稿、後半は院長を慕う人たちによる追悼文集という構成で、まさに「院長の申し送り」―残された者へのバトンタッチが紙上で行われたかのような、かけがえのない1冊となりました。


『耳と髪のはなし』
著◎高橋亜美(アフターケア相談所ゆずりは所長)
仕様◎文庫判 52ページ
価格500円+税
自立支援ホームにやってきた、長髪の少年「コウ」の小さな物語。コロナ禍にまぎれて、少年少女たちの声がかき消されてしまわないように―。児童養護施設退所後の少年少女をケアする、アフターケア相談所所長・高橋亜美による詩集絵本第4弾。



『ろまんちっ句の回文川柳』
著◎岡本由紀子
仕様◎四六判 184ページ
価格1000円+税
上から読んでも下から読んでも、まったく同じ文となる「回文」。この回文で川柳に挑戦した、驚きの句集。「新年か年取る年と観念し(しんねんかとしとるとしとかんねんし)」等…893句の回文川柳と127句の秀逸川柳を収録した快書。


『クラッシック編曲集』
著◎植田一路
仕様◎A4判 170ページ
アマチュアギタリストである著者が、これまで編曲してきたギター用クラッシック曲を一冊にまとめました。意外ですがベートーベンやモーツァルトの定番クラッシックもギター用楽譜は珍しいそうで、多くのギター奏者に重宝されています。


『明治大正人物列伝66』
著◎中井けやき
仕様◎四六判 242ページ
定価1300円+税
「じじの歩んだ~」という緩めのタイトルと、ご夫婦で穏やかに暮らす現在からは想像もつかない過去の「挫折」が記された、85歳の自分史。「孫たちへ」。わずか4文字の帯キャッチコピーは、やがて本書を手に取るお孫さんへの強いメッセージとなるはずです。
※著者の了解をいただいて掲載しています。
